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【2018年を振り返る】組織と自分を深く理解した1年

株式会社空、この1年で自分の思い出せる範囲の出来事から振り返りをしてみました。 深掘りが必要なコンテンツがあれば、別記事で書いていきます。

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2018年できごと

  • CPO
  • ホテル番付への改善注力
  • シリーズA資金調達
  • カスタマーサクセスへの注力
  • コーチングを受け始める
  • Rubybiz 2018 エントリー
  • CTO of the year 2018登壇
  • MagicPriceリニューアル
  • 1on1始める
  • 開発でやりたいことが爆発的に増えた(特に React / Lambda / Docker)
  • ガチスクラムを始める
  • プロダクションチームの人数が6人から12人
  • 企画・デザイナー・エンジニア・データサイエンティストとバランスの取れた組織

できごとを振り返ってみる

CPOの肩書きがつく

今まで取締役兼エンジニアと肩書きがないまま株式会社空で1年半、歩んで来ていました。 シリーズAの資金調達を始めるときに、弊社社長である松村にCPO(Chief Production Officer)と肩書きをつけてくれたことが始まりでした。

肩書きがない1年半、働く上でフラットな関係性を保ちたいと強く望んでいたため、肩書きは不要と考えていました。 フラットな関係性であることで、お互いの意見を言い合える文化やプロフェッショナルな領域から貢献できる文化が根付くことを望んでいました。 肩書きができたからと言って、フラットな関係性であることは諦めてはいません。 空コアバリューの「Live Direct」にもあるように、遠慮や忖度を止めて、本質志向で話し、行動しよう。上司も社長も間違えるから、本音で指摘しよう。真実を直視して、過去にとらわれずに変化し続けよう。と上下ができたとしても、形を変えてフラットでいたい気持ちは残っています。

そうして、肩書きは素直に受け入れ、社外からプロダクトの責任者なんだとわかりやすく認識してもらえるようになりました。 エンジニアをしているとCTOじゃないの?「P」ってなに?とはよく聞かれますが、Production の「P」です。 プロダクトを通じて顧客や様々な職種へ貢献するため、技術からの課題解決だけではなくビジネスチームとのコミュニケーションにより、プロダクト価値があるのかを判断し、プロダクトの責任を持っています。 現在はエンジニア歴が多少あるためCTOとしての責務も担っています。

CPO/CTOの責務を担っていますが、個人的にCPOとCTOの住み分けをしています。(定義は決めの問題だと思っています) CTOは、技術で会社を引っ張っていける。技術で開発者をワクワクさせる。 CPOは、技術とビジネスの観点から課題解決のバランスを考える。 とざっくり考えています。

作ることだけでは、お客様の課題を感じ取り、価値を届けることは技術だけでは果たせないと強く思っているため、肩書きCPOはしっくりきています。

深掘りしたいコンテンツ
  • 価値を届けることは技術だけでは果たせないとなぜ強く思うのか?

バランスの取れた組織

この1年でプロダクションチームが6人から12人に2倍になりました。 プロダクションチームは企画・デザイナー・エンジニア・データサイエンティストから構成されています。

1番変化があったことはデザイナーの参画です。 今までは、企画が一緒にデザインをする・エンジニアがラフデザインから直接デザインをコーディングするなどして来ていました。 課題→情報設計→デザインの流れがデザイナー担当になって、デザインを企画・エンジニアで中途半端に作成しなくなりました。 恥ずかしながら、この時に情報設計という言葉を初めて知りました。

そして、人数が増えることで、どんなタスクをしているのかわからない・進捗状況がわからない・属人化しがちなど課題が上がって来ます。 タスクの見える化や属人化リスクの排除など、少ない人数の時だからこそガチでスクラムを始めています。

この時に1on1も徐々に始めました。経験したアンチパターンから学び、人となりを知ることから始め、何を大事にしているのかを知ることで成長支援のポイントを見つけられるようにしています。 また自分自身がコーチングを受けることで、1on1の質は高まりました。

深掘りしたいコンテンツ
  • 1on1について

登壇やエントリーは会社・組織・自分を知れる手助けになる

ホテル番付が少しずつお客様に使ってもらう機会が多くなり、Rubybiz 2018 エントリーを決意しました。 結果、ファイナリストに残ることはできませんでしたが、会社としてRubyをなぜ扱って技術的な強みになるのか深く考えられました。

個人的に最大コンテンツだったのが、CTO of the year 2018の登壇でした。 CTOとしての側面での成果や、会社としての技術的な強みを考える良い機会でした。

jp.techcrunch.com

深掘りしたいコンテンツ

MagicPrice リニューアル

実は2回目のリニューアルになります。1回目は、2017年4月に行なっています。 1回目と2回目のリニューアルの間はほぼホテル番付に注力し、得た経験からよりお客様に利用してもらいやすいようリニューアルを行いました。

リニューアルでは、React/Redux/Re-ducks/AtomicDesignと新しい挑戦もできました。

jp.techcrunch.com

振り返りまとめ

この1年はエンジニアリングだけでなく、組織と自分を見つめ直す機会が多かった1年でした。 深掘りしたいコンテンツも出て来たので、徐々に書いていこうと思います。

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